ファクタリングと取引信用保険の違い

ファクタリングと取引信用保険の違い

ファクタリングと取引信用保険

取引信用保険は、売上債権の保全を目的とした保険商品です。

日本では決して知名度は高くありませんが、欧米では歴史も長く多くの企業が一般的なものとして活用しています。


取引信用保険は、売掛金などの売上債権を対象とするため、ファクタリングと似通った部分もいくつかあります。

このページでは、取引信用保険に焦点を当ててファクタリングとの違いを明らかにしていきます。


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取引信用保険とは

取引信用保険(略称:取信)とは、取引先の倒産等により売上債権(手形・売掛金など)の未回収が発生した場合に、損害保険会社が一定額の保険金を支払う企業向けの包括保険のことです。倒産保険と呼ばれることもあります。

基本的には、取引信用保険に加入して売上債権を保全していることを取引先企業に知られることはありません。


国内の取引先に対しては取引信用保険が、海外の取引先については輸出取引信用保険が用意されています。


輸出取引信用保険とは

海外の取引先を対象とした取引信用保険のこと。信用危険とともに非常危険(カントリーリスク)も補償される。


取引信用保険・輸出取引信用保険は、取引先の与信リスクを包括的にカバーする保険であるため、対象となる企業を個別に選択することは出来ません。


与信リスクとは

債務者が、債権を履行できなくなるリスクのこと。デフォルトリスクとも。


申し込みをすると、保険会社は信用状態を確認するため、全ての取引先に対して与信審査を行います。

この与信審査の結果に応じて、支払うべき保険料が算出されます。


保険会社が提示する見積もりに納得した場合は、保険契約を締結することになります。

ちなみに、既に不良債権化している債権については、補償の対象外となります。


取引信用保険に加入すれば企業の信用力が上がるため、金融機関からの融資を受けやすくなるというメリットがあります。


保険事故

取引信用保険は、法的・私的倒産を対象とするものが一般的ですが、一部、支払い遅延に対応する保険も存在します。

保険契約で定められた保険金・給付金が支払われる主な事由には以下のようなものがあります。


  • 債務者(取引先)が債務を履行しない場合(破産手続、再生手続、会社更生手続、任意整理手続、特別清算の開始など)
  • 保険会社が債務者の支払能力がないと判断した場合

また、債務者が手形・小切手の不渡りを出したことで、手形交換所から取引停止処分を受けた場合も対象となります。


保険料

保険料の金額は一律ではなく、取引先の内容や保険会社、経済状況などによっても異なります。


保険会社に支払う保険料については、売上高ベースと支払限度額ベースの2種類に大別されます。


  • 売上高ベース … 売上高の0.1~0.8%程度
  • 支払限度額ベース … 合計支払限度額の2.0~4.0%程度

保険料は、取引先の経営状態によって左右されるため、相場を把握しずらい部分があります。


ファクタリングと取引信用保険の違い

ファクタリングと取引信用保険の違いを利用目的と対象範囲の観点から見ていきます。


対象範囲

ファクタリングは、取引先を任意に選択することが出来ます。


しかし、取引信用保険は、原則、全ての取引が対象となります。

2社以上の取引先があれば、保険契約を締結することが出来ます。


ただし、取引信用保険は包括保険のため、支払う保険料自体はファクタリングよりも安くなるケースが一般的です。


利用目的

ファクタリングを利用する最大の目的は、売掛金を売却することで資金調達をすることにあります。

売掛金から手数料を差し引いた額を現金化することが可能です。


取引信用保険の利用は、万が一の取引先の倒産リスクに備えて、会社の資産である売上債権を守ることが目的です。

売上債権が回収不能になった場合に、損失の一部を保険金によってまかなうことが出来ます。


あくまでも保険商品であり、債権の買取を行うものではないため、売却を希望する場合はファクタリングを利用することが求められます。


ファクタリングとは、売掛金や受取手形などの売掛債権を保有している企業が、ファクタリング会社に売掛債権を売却することで、速やかに事業資金を調達することが出来る金融サービスです。企業にとっては、自社の資金ニーズに応じて臨機応変に売掛債権を売却することで、スピーディーに売却代金を受け取ることが可能です。

取引信用保険は、取引先の倒産リスクに備えることが最大の目的ですが、ファクタリングにも同様の性質を持つ「保証ファクタリング」というものが存在します。


保証ファクタリング

保証ファクタリングとは、企業が保有する売掛金を保証するだけでなく、取引先の与信管理をサポートしてもらうための金融サービスです。

万が一、取引先が倒産した場合に、保有限度額の範囲内で、最大100%保証金額の支払いを受けることが出来ます。

取引先に保証をかけている事実を知られることはありません。


また、取引先の信用状況を把握したいというニーズにも対応しています。


利用に際しては、ファクタリング会社に一定の保証料を支払う必要があります。

保証料は、取引先の経営状態などによって変動します。


保証ファクタリングは、全ての取引先を対象とする取引信用保険とは違い、希望する取引先を任意に選択することが出来ます。


まとめ

取引信用保険は、売上債権の未回収リスクに予め対処するための保険商品です。


同様の性質を持つサービスに保証ファクタリングがあります。

取引信用保険に比べて保証ファクタリングの方が自由度が高く、柔軟性に優れる点が特徴です。


取引信用保険は全ての取引先が補償の対象ですが、保証ファクタリングは任意に取引先を選択することが出来ます。


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